振り返り→未来出し→目星。次の一歩を決める書き出し方

一日中、何かしらやっていた。なのに、進めたかったことは手つかず。
頭の中には「あれもやらなきゃ」「これはどうしよう」がいっぱい。やることリストだけは、今日も順調に育っている。
そんなときに試してほしいのが、振り返り→未来出し→目星の順番で書き出す方法です。
左で、これまでを振り返る。右で、これからの望みを出す。その両方を眺めながら、真ん中で「今この時の目星」をつける。OnozutoWorksでは、この書き出し方を、日常の考えごとを整理し、次の一歩を選ぶ方法として提案しています。
まずは紙1枚に書いてみる
用意するのは、紙とペン。コピー用紙を横向きに置き、左に「振り返り」、右に「未来出し」、真ん中に「今この時の目星」の欄をつくります。
書く順番は、左→右→真ん中。これまでにあったことと、これから望むことを左右に広げてから、今の自分が選びたい一歩を真ん中に書きます。
テーマは「今週の仕事」「家のこと」「これからやってみたいこと」など、一つ選びましょう。
テーマは紙の上部に書いておきましょう。各欄は、箇条書きや単語だけでも大丈夫。マインドマップのように言葉から枝を伸ばしたり、小さな絵を添えたりしてもよいですね。
少しひと息ついて、今、思いつくところから書いてみましょう。
1 左で振り返り — 実際にあったことを見る
最初は、紙の左側に、これまでにあったことを書き出します。今日や今週を思い出して、次のことを自分に聞いてみてください。
- 実際に、何があった?
- できたこと、助かったことは?
- 気になっていることは何?
「何も進まなかった」と感じる日も、「問い合わせには返事をした」「必要な買い物を済ませた」など、実際にしたことを拾ってみます。
「案内文はまだ書いていない」という出来事と、「間に合うか不安」という気持ちは、分けて書いておくと見返しやすくなります。気持ちも、今の自分を知るための大事な情報です。
2 右で未来出し — どうなったらうれしいかを出す
今の状況が少し見えたら、紙の右側に、これからの望みを出してみます。この記事でいう「未来出し」は、自分が望む姿や過ごし方を、いったん自由に書くことです。
- どうなっていたら、ちょっとうれしい?
- 本当は、どんな時間を過ごしたい?
- 今の条件を少し脇に置いたら、何をしてみたい?
「午前中に大切な仕事を少し進めたい」「夕方には気持ちよく区切りたい」「ゆっくりお茶を飲む時間がほしい」。そんな身近な望みも、立派な未来出しです。
ここでは、実現できるかどうかの判断を少し待って、思いつくものを出してみましょう。浮かばないときは、「どうなれば、今より少し助かる?」から考えても大丈夫です。
3 真ん中で、今この時の目星をつける
左に書いた「振り返り」と、右に書いた「未来出し」。その両方を眺めながら、今の自分が取りかかれそうなことを一つ選び、真ん中に書きます。
「今この時の目星」は、これまでとこれからを踏まえて、今の自分がまず試してみることを仮に決めること。状況や気持ちが変わったり、動いてみて合わなかったりしたら、選び直せます。
- 今、まず試してみたいのはどれ?
- いつ、何を、どれくらいやってみる?
- 取りかかれる大きさになっている?
例えば「仕事を進める」なら、「明日の朝、10分だけ案内文の見出しを3つ書く」まで具体的にしてみます。時間や回数を添えると、始める場面を思い浮かべやすくなります。
予定を一つ減らす、人に頼む、休む時間を予定に入れる。そうした選択も、これからのための一歩です。
仕事をテーマにした記入例
左にこれまで、右にこれからを書き、その間に今の自分が選ぶ一歩を置くと、例えばこんな書き出し方になります。
左:振り返り
昨日は打ち合わせが2件あり、問い合わせ3件に返事をした。案内文にはまだ取りかかれていない。
右:未来出し
午前中に大切な仕事を少し進めて、夕方には気持ちよく仕事を区切りたい。
真ん中:今この時の目星
明日の朝、メールを開く前の10分で、案内文の見出しを3つ書いてみる。
試したあとは、「どこまでできた?」「やってみてどうだった?」と確かめます。10分を取るのが難しかったら、2分で見出しを一つ書く、と小さくしてもよいのです。
一言ずつでも書いてみる
たくさん書こうとすると、紙を出すところで止まってしまう日もあります。そんな日は、次の3つに一言ずつ答えるところから。
- 左・振り返り 今日、実際にあったことは?
- 右・未来出し どうなったら、少しうれしい?
- 真ん中・今この時の目星 その両方を眺めて、今、どんな一歩を選ぶ?
書けない欄は空けたままにして、思いついたら戻ってきてOKです。「今日はもう休みたい」と出てきたら、その気持ちも書き留めておきましょう。
まずは、今日あったことを左に一つ。こうなったらうれしい、を右に一つ。両方を眺めて、今この時の目星を真ん中に書いてみませんか。
書き出すことやマインドマップを、一緒に試してみたい方へ。OnozutoWorksの講座・ワークショップは、こちらからご覧いただけます。